明日の為替相場見通し=FOMC議事録に関心集中

2018/02/21 18:07
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、1月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=106円60~108円20銭。

 この日は、昼過ぎに一時107円90銭をつける大幅なドル高・円安が進行した。米10年債利回りが2.9%に乗せるなか日米金利差拡大に注目したドル買い・円売りが流入した。米金利とドル円相場に対する正の連動性が復活してきていることは、見逃せないポイントだ。このなか、今晩公表されるFOMC議事録が利上げに前向きなタカ派的な内容となるか、あるいはハト派的かで相場のセンチメントは大きく変わりそうだ。また、今晩は米1月中古住宅販売件数やハーカー米フィラデルフィア連銀総裁の講演なども予定されている。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)