【↑】日経平均 大引け| 8連騰、リスク選好が続き7万2000円台乗せ (6月22日)

2026/06/22 18:07

日経平均株価
始値  71067.15
高値  72831.73
安値  71009.52
大引け 72353.96(前日比 +1103.90 、 +1.55% )

売買高  20億8253万株 (東証プライム概算)
売買代金 9兆8247億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は8連騰、大幅高で初の7万2000円台乗せ
 2.半導体関連株への買い人気加速、全体相場を牽引する展開
 3.イラン情勢不透明感残るが、最終合意に向けた交渉に期待
 4.半導体関連株は一部利食われるも、総じて買い意欲は旺盛
 5.値上がり銘柄数は全体の約5割、物色人気の偏りを物語る

■東京市場概況

 前週末の米国市場は、ジューンティーンスの祝日で休場。

 週明けの東京市場では、朝方に日経平均株価が一瞬安く始まったが、その後は一気に切り返し上げ足が加速した。終値で7万2000円台に乗せて取引を終えている。

 22日の東京市場は、リスク選好の相場が続いた。前週末まで7日続伸しこの間に日経平均は7000円以上水準を切り上げていたこともあって、朝方は先物に引っ張られ安く始まったが、すぐに上値指向に転じた。8連騰は約2年9ヵ月ぶりとなる。イラン情勢は再び戦闘終結に向け不透明感が漂っていたが、この日は最終合意に向け交渉が進むとの見方が強まり、全体相場を押し上げたとの見方が出ている。AI・半導体関連も一部に利益確定を急ぐ動きも見られたが、総じて強さを発揮し日経平均を牽引した。もっとも、プライム市場の値上がり銘柄数は全体の5割強にとどまり、相変わらず物色対象には偏りが顕著となっている。一時1500円あまり水準を切り上げ7万2800円台まで買われたが、大引けはやや上げ幅を縮小して着地した。

 個別では、古河電気工業<5801>が売買代金上位に食い込み大幅高。村田製作所<6981>も堅調。東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>なども物色人気。三井金属<5706>が値を飛ばし、ファナック<6954>、ルネサスエレクトロニクス<6723>なども上値を追った。三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが上昇、安川電機<6506>も高い。フジクラ<5803>が連日のストップ高人気。GMOインターネットグループ<9449>、J.フロント リテイリング<3086>、日本トムソン<6480>が急騰。野村マイクロ・サイエンス<6254>も大きく買われた。

 半面、太陽誘電<6976>が大きく売られ、トヨタ自動車<7203>も冴えない。ファーストリテイリング<9983>が下値を探ったほか、任天堂<7974>も売りに押された。JT<2914>も値を下げた。東京電力ホールディングス<9501>が大幅安、コジマ<7513>の下げも大きかった。メイコー<6787>、クオンツ総研ホールディングス<9552>などの下げも目立つ。日本CMK<6958>も下落した。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、フジクラ <5803>、イビデン <4062>、SBG <9984>、アドテスト <6857>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約782円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、太陽誘電 <6976>、KDDI <9433>、トヨタ <7203>、セブン&アイ <3382>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約232円。うち126円はファストリ1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は22業種。上昇率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)ガラス・土石、(3)電気機器、(4)銀行業、(5)その他金融業。一方、下落率の上位5業種は(1)不動産業、(2)鉱業、(3)パルプ・紙、(4)石油・石炭、(5)陸運業。

■個別材料株

△シンカ <149A> [東証G]
 Fスターズ <3687> と資本提携契約を締結。
△Jフロント <3086> [東証P]
 3Dインベストメントの5%超保有が判明。
△サツドラHD <3544> [東証S]
 MBOに伴うTOB価格1220円にサヤ寄せ。
△エネチェンジ <4169> [東証G]
 上限9.3%の自社株買いを発表。
△アイサンテク <4667> [東証S]
 今3月期も営業2ケタ増益続き自動運転分野に思惑。
△ワシントンH <4691> [東証S]
 アパHDが買い増し。
△荒川化 <4968> [東証P]
 AIDC関連案件拡大で収益成長加速へ。
△北川精機 <6327> [東証S]
 26年6月期利益予想及び配当予想を上方修正。
△ツインバード <6897> [東証S]
 ジャパネットが1株800円でTOB実施。
△GMO <9449> [東証P]
 1600万株を上限とする自社株買いを実施へ。

▼ハナツアーJ <6561> [東証G]
 中国旅行会社の日本ツアーが一転募集停止と伝わる。
▼東電HD <9501> [東証P]
 資本提携交渉は5陣営が軸と伝わり、希薄化を警戒。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)フジクラ <5803>、(2)GMO <9449>、(3)Jフロント <3086>、(4)トムソン <6480>、(5)野村マイクロ <6254>、(6)Fスターズ <3687>、(7)ネットプロ <7383>、(8)JX金属 <5016>、(9)テスHD <5074>、(10)ハーモニック <6324>。
 値下がり率上位10傑は(1)ブイキューブ <3681>、(2)太陽誘電 <6976>、(3)コジマ <7513>、(4)メイコー <6787>、(5)東電HD <9501>、(6)クオンツ総研 <9552>、(7)日本化 <4092>、(8)YTL <1773>、(9)ヤマエGHD <7130>、(10)ギフトHD <9279>。

【大引け】

 日経平均は前日比1103.90円(1.55%)高の7万2353.96円。TOPIXは前日比50.09(1.24%)高の4095.05。出来高は概算で20億8253万株。東証プライムの値上がり銘柄数は792、値下がり銘柄数は727となった。東証グロース250指数は717.31ポイント(22.23ポイント高)。

[2026年6月22日]


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