積化成、上期経常を一転赤字に下方修正、通期も減額


 積水化成品工業 <4228> [東証P] が10月29日大引け後(16:00)に業績修正を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の7億円の黒字→3.8億円の赤字(前年同期は11.6億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
 上期業績の悪化に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の22億円→7億円(前期は27.3億円)に68.2%下方修正し、減益率が19.5%減→74.4%減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.第2四半期(中間期)連結業績予想下方修正理由〈営業利益〉・ヒューマンライフ分野における需要低調と原料価格高騰の価格転嫁遅れ(約△3億円)・インダストリー分野・モビリティ領域における労務費高騰による影響(約△1億円)・欧州子会社・Proseatにおける欧州自動車需要低迷影響と労務費高騰等(約△3億円)〈経常利益〉・円高影響による為替影響(約△3億円)2.通期連結業績予想下方修正理由〈営業利益・経常利益〉・ヒューマンライフ分野での業績回復進めるも、上期減益影響分(約△3億円)・インダストリー分野・モビリティ領域における労務費高騰や東南アジア地域での モビリティ関連需要低調と堺ディスプレイプロダクト社の生産停止影響等(約△4億円)・欧州子会社・Proseatの欧州自動車需要の更なる悪化影響と労務費高騰継続等(約△8億円)配当予想につきましては、2024年4月30日公表値から修正はありません。なお、2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信については、予定どおり10月31日に開示予定です。


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