大平金、今期経常を赤字拡大に下方修正


 大平洋金属 <5541> [東証P] が10月30日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常損益を従来予想の15.5億円の赤字→36.1億円の赤字(前期は21.1億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常損益も従来予想の12.6億円の赤字→23.1億円の赤字(前年同期は24.8億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  連結業績予想につきましては、中国における不動産市場の停滞、欧米における高水準の金利、中東地域やウクライナ情勢の緊迫化等の影響を受けて、依然不確実性が高い状態で推移しております。 当社フェロニッケル製品の数量面については、環境に大きな変化は見られず、収益性の観点から数量抑制の方針を継続しており、前回公表計画と同程度を見込んでおります。 損益について、フェロニッケル製品の販売価格面では、当社適用価格相場に加えてニッケル銑鉄の価格も一部参考とした価格水準のため収入は一定程度抑えられ、また、調達価格面では、主原料であるニッケル鉱石価格及び原燃料や電力の価格は引き続き高水準であるため、価格面で大きな影響を与えることが見込まれます。 その他では、棚卸資産簿価切下げ額について、上期から下期にかけて棚卸資産在庫の数量減少等に伴い簿価切下げ額の圧縮が進行することから、売上原価へ簿価切下げ額の戻入れ(売上原価の減少)が見込まれます。 このように、厳しい状況は継続しておりますが、こうした事業環境等への対応は、当社グループの中期経営計画において掲げる基本方針等で取り組む活動に合致しており、引き続き強く推し進めて参ります。 そのため、連結業績予想を前ページのとおり修正いたしました。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。


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