沢藤電、今期経常を一転72%減益に下方修正、配当も2円減額(訂正)


 澤藤電機 <6901> [東証S] が11月8日大引け後(16:00)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比71.6%減の1億6400万円に大きく落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の9億1000万円→2億2000万円(前期は7億8900万円)に75.8%下方修正し、一転して72.1%減益見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比73.6%減の5600万円に大きく落ち込む計算になる。

 業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の34円→32円(前期は32円)に減額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は1億0900万円の赤字(前年同期は2億3300万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.6%→-0.9%に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当連結会計年度の連結業績予想及び個別業績予想につきましては、電装品、発電機の各事業は、得意先の減産等の影響により販売が減少し、また冷蔵庫事業ではオーストラリア向けの現地販売の減少等により売上高は前回予想を下回る見通しとなりました。利益面では、原価改善、固定費削減等に取り組んでおりますが、各事業の販売減少に加え、原材料価格の上昇や為替円安の影響もあり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益共に前回予想を下回る見通しとなりました。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報から得られた判断に基づいており、実際の実績は、様々な要素により記載の予想数値とは異なる結果となる可能性があります。


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