東テク、今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も15円増額


 東テク <9960> [東証P] が11月11日大引け後(16:00)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比56.6%増の63.8億円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の110億円→130億円(前期は105億円)に18.2%上方修正し、増益率が3.9%増→22.8%増に拡大し、従来の13期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比1.7%増の66.1億円に伸びる計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の73円→88円(前期は1→3の株式分割前で205円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比6.1%増の37.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の9.1%→9.9%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2025年3月期の連結業績予想につきましては、主に首都圏を中心とした大型再開発案件の増加など良好な受注環境を背景に、当第2四半期までに特に工事セグメントにて順調に売上が伸長しております。売上高についてはほぼ当初の想定通りであるものの、両セグメントとも期初想定の利益率を上回っており、当第3,4半期においても引き続き期初想定の利益率に対しての上振れが見込めるため、各段階利益は前回発表予想数値を上回る見込みであります。

 当社は株主の皆様に対する利益還元を経営の重要政策と位置づけており、効果的な業務運営による収益力の向上、財務体質の強化を図りながら業績に裏付けられた成果の配分を行うことを基本方針としております。その具体的な指標として連結配当性向40%を目安におき、業績に応じた継続的かつ安定的な配当を実施することとしております。つきましては、2025年3月期の連結業績予想の修正を踏まえ、株主の皆様への利益還元のため直近の配当予想より普通配当を15円増配し、期末配当予想を1株当たり64円に修正いたします。これにより、中間配当金を含めた年間の1株当たり配当金は88円となります。(注)予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。


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