ハーモニック、今期経常を一転赤字に下方修正


 ハーモニック・ドライブ・システムズ <6324> [東証S] が11月12日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は8.2億円の赤字(前年同期は11.6億円の黒字)に転落し、従来の1億円の黒字予想から一転赤字で着地。
 併せて、通期の同損益を従来予想の27億円の黒字→5億円の赤字(前期は5.7億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は3.2億円の黒字(前年同期は5.9億円の赤字)に浮上する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は6.9億円の赤字(前年同期は0.5億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の-0.3%→-2.9%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2025年3月期の通期業績予想につきましては、第2四半期(中間期)の実績に加え、足もとの受注動向などを勘案し、上記のように修正いたします。なお、下半期の事業環境は、お客様や販売店各社における当社製品の在庫調整が引き続き進展することに伴い、主に日本・アジア地域における受注額が増加していくものと見込んでおりますが、一方で当社グループ製品の主要用途である産業用ロボット、半導体製造装置市場の回復や立ち上がりは、期初の想定に比べると緩やかであることなどを考慮し、売上高を下方修正するものです。また、利益面につきましても、主に売上高を下方修正することに伴い、営業利益、経常利益、当期純利益を修正いたします。


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