朝日工、今期経常を一転27%増益に上方修正・最高益、配当も40円増額


 朝日工業社 <1975> [東証P] が11月12日大引け後(16:20)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比25.6%増の30億円に伸びた。
 併せて、通期の同利益を従来予想の38億円→62億円(前期は48.9億円)に63.2%上方修正し、一転して26.6%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比27.6%増の31.9億円に伸びる計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の60円→100円(前期は1→2の株式分割前で120円)に大幅増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比15.6%増の19.4億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の7.2%→8.7%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 ・個別業績  売上高は概ね計画通りに推移しております。利益面につきましては、設備工事事業の工事採算の改善、政策保有株式の売却により前回予想を上回る見込みです。・連結業績  連結業績予想の修正は、主として個別業績予想の修正によるものです。

  当社は、株主の皆様への長期的利益還元を重要な経営課題の一つと考え、普通配当1株当たり年40円を安定的に継続するとともに、連結配当性向40%以上を目標としております。 2025年3月期の期末配当金につきましては、利益面が当初計画を上回る見込みであることから、株主の皆様の日頃のご支援にお応えするため、1株当たり30円の特別配当を実施することといたしました。また、当社は、2025 年4月3 日に創立 100 周年を迎えますが、利益面において過去最高益で迎える見込みであることから 記念配当を1 株当たり 10 円増配し、記念配当20円を実施いたします。 これにより、期末配当金は前回予想より40円増配の75円となり、年間配当金は100円(連結配当性向51.5%)となる予定です。 なお、本件につきましては、2025年6月に開催予定の第96回定時株主総会に付議する予定です。


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