伊勢化、今期経常を14%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も40円増額


 伊勢化学工業 <4107> [東証S] が12月20日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。24年12月期の連結経常利益を従来予想の66億円→75億円(前期は51.1億円)に13.6%上方修正し、増益率が29.0%増→46.6%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の32.9億円→41.9億円(前年同期は27.2億円)に27.3%増額し、増益率が21.1%増→54.2%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の320円→360円(前期は270円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高につきましては、ヨウ素製品について、一部販売先における製品在庫調整等の影響により販売数量が前回予想時の想定を下回るものの、ヨウ素の国際市況が想定を上回る水準で推移し、加えて為替相場が想定よりも円安になったこと等により、前回予想を上回る見込みとなりました。 営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、上記売上高の増加要因等により、前回予想を上回る見込みとなりました。

  当社は、株主の皆様への利益還元に努めることを経営上の重要課題と考えており、利益配分につきましては、安定的な配当を維持することを基本としつつ、当期の業績及び中長期的な経営基盤の強化に向けた諸施策等を総合的に勘案して行うことを方針としております。 当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。 これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。 このような方針に基づき、今回の通期業績予想の修正及び中期的な業績動向並びに設備投資計画等を総合的に勘案し、2024年12月期の1株当たり期末配当予想につきまして、2024年2月7日に発表いたしました配当予想の160円から40円増配し200円に修正することといたしました。


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