タキヒヨー、今期経常を36%上方修正、配当も5円増額


 タキヒヨー <9982> [東証S] が1月10日大引け後(17:00)に決算を発表。25年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比52.6%増の17.1億円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の8.3億円→11.3億円(前期は7.9億円)に36.1%上方修正し、増益率が4.9%増→42.9%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.8億円→5.8億円(前年同期は5.4億円)に2.1倍増額し、一転して7.2%増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→35円(前期は25円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比33.3%増の11.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.9%→6.3%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  コア事業であるレディスおよびキッズ向け商品の卸売が堅調に推移したことに加え、採算の見込めない事業の撤退や再構築に伴う物件費の削減により、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ前回予想を上回る見込みであります。 これに伴い、今年度を最終年度として進めてきた「Revitalize Plan」で掲げた計数目標達成のめどがつきました。 なお通期業績予想が本日開示した第3四半期連結累計期間実績を下回る理由は、第4四半期の12月および1月が冬物の出荷一巡により、売上高が例年ピークアウトするとともに、天候等の影響で2月の春物・初夏物の受注について確定しきれないことから、保守的に業績を予想したことによるものです。

  当社は、「資本コストと株価を意識した経営の実現に向けて」の中で掲げた株主の皆様に対する利益還元を強化していく一環として、期末配当を前回予想の15円から5円増配し、1株当たり20円に修正することといたしました。これにより、年間配当予想は1株当たり35円となります。


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