エスポア、今期最終を赤字拡大に下方修正


 エスポア <3260> [名証N] が1月14日後場(14:50)に決算を発表。25年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結最終損益は1.6億円の赤字(前年同期は14.6億円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の0.9億円の赤字→1.8億円の赤字(前期は14.2億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結最終損益も従来予想の0.3億円の黒字→0.5億円の赤字(前年同期は0.4億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結最終損益は0.3億円の赤字(前年同期は300万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-25.6%→-58.8%に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当期は、大型物件の仕入・販売による売上の計上を見込んでいた外に、在庫として保有しております宅地・建売物件についても販売価格や販売手法を見直すことで早期の売上計上を見込んでおりました。また2023年11月にトライアルとして開始しました太陽光発電設備の開発・販売については、当期中の売上を計画しておりました。 しかし、大型物件に関しては取引先との取引条件交渉が長期に渡り合意が不透明な状況にあることで仕入・販売計画に影響が生じたこと、在庫物件の販売も近隣市況を勘案した販売条件の見直しにある程度の期間が必要なために、今期中の売上の計上は難しい状況にあります。また太陽光発電設備の販売は、取得予定の用地が変わったことで当初計画に対して縮小となったものの販売に至りましたが、販売先との取引条件の変更により一部の工事等を未了のまま販売することとなった為、販売価額をそのまま売上高には計上せず販売価額と取得価額の差額を営業外収益として計上する等の会計処理の変更が発生しました。そのため計画した売上の計上には至らず、営業外収益としての設備売却益約13百万円の計上のみとなりました。 こうした事情が重なったことで、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも、前回お知らせしました計画を下回る見込みとなりました。※上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後の事業環境の変化等により実際の業績が異なる可能性があります。


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。