TMN、今期経常を一転赤字に下方修正


 トランザクション・メディア・ネットワークス <5258> [東証G] が1月17日大引け後(16:00)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常損益を従来予想の2.8億円の黒字→7億円の赤字(前期は7.6億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の4.7億円の黒字→5.1億円の赤字(前年同期は4.3億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高につきましては、当社接続端末台数が着実に伸長していることから、センター利用料をはじめとしたストック収入は前期に比べ堅調に増加しております。しかしながらフロー収入は、端末販売については大型案件導入が進んだものの、一部端末にて次期機種の展開を見据えた買い控えや、顧客の計画の見直しによる導入の遅延や失注、開発売上についても顧客の計画変更によるプロジェクト凍結により減少しました。また情報プロセシング事業は、nextoreについては顧客の計画遅延による売上減、クラウドPOSについては先進化に向けた設計及び開発に充分なリソースを費やしたことから立ち上がりが遅れ、結果として売上に繋げることができませんでした。 売上原価につきましては、端末原価率の上昇、障害対応及び保守対応に伴う人件費、サービス品質強化に伴う追加費用等、580百万円増加が見込まれ、端末売上の減少に伴う商品仕入高、QR精算手数料等の減少により910百万円減少、販売費及び一般管理費につきましても161百万円抑制しましたが減益分までカバーすることができず、結果、売上高12,154百万円、営業損失690百万円、経常損失706百万円となり、税効果会計に伴う繰延税金資産の取崩しにより法人税等調整額を92百万円計上する見込みから、親会社株主に帰属する当期純損失は816百万円の見通しとなりました。 なお売上原価及び販売費及び一般管理費に含まれるデータセンター移設に係る一過性費用につきましては当初627百万円を見込んでおりましたがデータセンター移設スケジュールの見直しにより532百万円となる見通しであります。以上の結果、前回業績予想を下回ることから通期連結業績予想を修正いたします。※本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記載は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。                                                                     


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。