トライアイズ、前期営業を一転して損益トントンに上方修正


 トライアイズ <4840> [東証G] が1月20日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年12月期の連結営業損益を従来予想の6000万円の赤字→トントン(前の期は800万円の赤字)に上方修正した。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結営業損益も従来予想の6400万円の赤字→400万円の赤字(前年同期は3200万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

 同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 投資事業において、沖縄リゾート開発プロジェクト案件が想定を超えて遅延していることに伴い、2024年12月期第4四半期に売上高の計上を見込んでいた同プロジェクトの売上高の一部を追加で2025年12月期に計上する見込みとなりました。一方で新規に収益性の高い不動産の販売による売上高を計上する見込みとなりました。当該不動産の販売を主要因として投資事業の売上高は415百万円から463百万円と予測を上回る見込みとなったほか、セグメント利益についても73百万円から140百万円と大幅に予測を上回る見込みとなりました。 建設コンサルタント事業の売上高は予測どおり推移すると見込まれる一方、原価率が予測よりも改善した結果、セグメント利益が65百万円から75百万円と増加する見込みとなりました。一方でファッションブランド事業は売上高が予測値241百万円から211百万円と減少する見込みとなったほか、工場稼働率低下に伴い原価率が上昇し、セグメント利益は予測値34百万円から17百万円と大幅に減少する見込みとなりました。 以上から、グループ全体の売上高は942百万円から961百万円と微増するほか、営業利益は60百万円増加する見込みとなりました。これにより、△60百万円の営業損失と見込んでいたところ、僅かながらも営業利益を計上する見込みとなりました。営業利益の増加を主要因として、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ増加する見込みとなりました。以上より、2024年12月期通期の売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益いずれも前回の予測数値を上回ることが見込まれるため、予想数値を修正することといたしました。


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