話題株ピックアップ【夕刊】(3):リード、ハナツアーJ、アマテイ


■リード <6982>  633円  +58 円 (+10.1%)  本日終値
 リード<6982>は急動意。前週末17日取引終了後に自社株買いを実施すると発表した。上限を5万株(発行済み株数の1.93%)、または5000万円としており、取得期間は1月20日から3月31日まで。株主還元を強化するとともに、資本効率の向上及び機動的な資本政策の遂行を図るためとしている。これを好感した買いが入った。

■ハナツアーJ <6561>  1,133円  +99 円 (+9.6%)  本日終値
 HANATOUR JAPAN<6561>は高い。この日午前、12月の月次業績速報を発表した。旅行事業の取扱高が前年同月比29.0%増の14億6336万円とプラス基調を続けており、これが好感された。

■アマテイ <5952>  153円  +13 円 (+9.3%)  本日終値
 アマテイ<5952>が後場に上げ幅を拡大した。同社は20日、株主優待制度の導入を発表しており、手掛かり視されたようだ。3月末日を基準日とし、1000株以上を1年以上継続保有する株主を対象に、QUOカード3000円分を贈呈する。2025年3月末日を基準日とする初回分に限り、保有期間にかかわらず株主優待を実施する。

■イルグルム <3690>  583円  +37 円 (+6.8%)  本日終値
 イルグルム<3690>が4日ぶり急反発。同社は前週末17日の取引終了後、非開示としていた25年9月期の連結業績予想に関し、売上高が前期比32.0%増の48億円、営業利益が同21.6%増の2億円、最終利益が同45.4%増の1億円となる見通しだと発表した。増益予想を示したことを好感した買いが入ったようだ。第1四半期(10~12月)からルビー・グループの連結が始まることに伴い、会計処理の精査を進めていた。年間配当予想は前期比10銭増配の7円90銭とした。

■ぐるなび <2440>  264円  +16 円 (+6.5%)  本日終値
 ぐるなび<2440>が3営業日ぶりに反発。同社はきょう、人工知能(AI)で新たなお店と出会えるアプリ「UMAME!(うまみー!)」ベータ版の提供を開始したと発表。これが材料視されたようだ。同社が飲食店検索サービスをリリースするのは、「ぐるなび(現:楽天ぐるなび)」開発以来、初めて。同社は生成AIを活用してぐるなび全体の技術革新・デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現する「ぐるなびNextプロジェクト」を24年8月から本格的に推進しており、今後も社内外のAI活用を拡充し、「次世代食体験の実現」と「圧倒的な業務効率化」を目指すとしている。

■トリプルアイズ <5026>  1,210円  +70 円 (+6.1%)  本日終値
 トリプルアイズ<5026>が大幅続伸。同社はきょう、自社のアルコールチェック記録・管理サービス「アルろく for LINE WORKS」について、SB C&S(東京都港区)とダイワボウ情報システム(大阪市北区)が販売を開始したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。「アルろく for LINE WORKS」は、アルコールチェックや運転日誌の記録を「LINE WORKS」上で実現する人工知能(AI)顔認証付きクラウドアルコールチェックサービス。AI技術だけでなく、WOFF(トークメッセージなどからシームレスに立ち上がるAPI連携のミニアプリを開発できるもの)を活用し、「LINE WORKS」上のトークルーム内やホームから「アルろく for LINE WORKS」を立ち上げ、シームレスに必要情報を入力する仕組みを取り入れ、管理者側もスマホ上で確認・承認作業を可能とする機能を追加することにより、ユーザーの使いやすさが考慮されている。

■グロームHD <8938>  710円  +35 円 (+5.2%)  本日終値
 グローム・ホールディングス<8938>は4日ぶり反発。前週末17日取引終了後、貸付債権の回収に伴い、債権回収益1億5000万円を特別利益として第4四半期に計上すると発表した。今期業績予想への影響については現在精査中とした。これが買い手掛かりとなった。

■C&Gシステムズ <6633>  310円  +15 円 (+5.1%)  本日終値
 C&Gシステムズ<6633>が大幅続伸。同社は前週末17日の取引終了後、NTTデータグループ<9613>のNTTデータエンジニアリングシステムズが新設する子会社の株式を取得すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。C&GSYSは今年4月1日付でCAD/CAM事業を分離独立させた後、持ち株会社に移行。その後、持ち株会社と傘下となる事業管理会社のCGS、CAD/CAM事業を展開するC&Gシステムズの3社体制を構築する。一方、NTTデータエンジニアリングシステムズは、製造ソリューション事業とクラウド事業を独立させたNDES社を設立。NDES社の株式を10月にCGSが取得し、51%を出資する形とする予定。C&GSYSとNTTデータエンジニアリングシステムズは金型CAD/CAM事業の拡大に向け連携を強化していく。

■キッズスター <248A>  1,565円  +67 円 (+4.5%)  本日終値
 キッズスター<248A>は5日ぶり反発。前週末17日取引終了後、ベトナムに子会社を設立すると発表した。同国の現地企業や日系企業の出店に向けた本格的な営業を開始し、更なる事業拡大を目指す。設立予定日は4~5月ごろ。これが材料視された。

■カネコ種苗 <1376>  1,416円  +58 円 (+4.3%)  本日終値
 カネコ種苗<1376>は高い。前週末17日取引終了後に自社株買いを実施すると発表した。上限を10万株(発行済み株数の0.88%)、または2億円としており、取得期間は1月20日から5月23日まで。機動的な資本政策を遂行し株主の還元の充実を図ることが目的としている。これが買い手掛かりとなった。

●ストップ高銘柄
 フィスコ <3807>  191円  +50 円 (+35.5%) ストップ高   本日終値
 ReYuu Japan <9425>  379円  +80 円 (+26.8%) ストップ高   本日終値
 クシム <2345>  497円  +80 円 (+19.2%) ストップ高   本日終値
 メタプラネット <3350>  4,935円  +700 円 (+16.5%) ストップ高   本日終値
 など、8銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース


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