フジッコ、今期経常を一転26%減益に下方修正


 フジッコ <2908> [東証P] が1月24日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の22.5億円→14億円(前期は18.8億円)に37.8%下方修正し、一転して25.6%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の18億円→9.5億円(前年同期は10.4億円)に47.2%減額し、一転して8.8%減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 食品業界におきましては、原材料をはじめとするコスト上昇が継続する中、消費者の節約志向は依然として強く、厳しい経営環境が続いております。当グループにおきましては、継続するコスト上昇の影響を自助努力で吸収することが難しく、9月より昆布製品、豆製品、惣菜製品、デザート製品の価格改定を行いました。製品値上げによる販売数のマイナス影響を、広告宣伝投資の強化でカバーする方針としましたが、リベート等の負担の増加や、広告宣伝投資に見合う売上高の確保ができず収益性が低下しております。また、紅麹問題で影響を受けた通販サプリの買い控えや消費者の節約志向に伴う百貨店向け販売の低調が続いており、2025年3月期の業績は当初(2024年5月13日の2024年3月期決算発表)予想を下回る見込みでありま す。


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