UBE、今期最終を一転赤字に下方修正


 UBE <4208> [東証P] が1月28日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結最終損益を従来予想の295億円の黒字→175億円の赤字(前期は289億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の291億円の黒字→178億円の赤字(前年同期は199億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高は、機械セグメントにおいて2024年11月に株式会社宇部スチールの経営権を譲渡したことなどから、前回予想を下回る見込みです。営業利益は、樹脂・化成品セグメントにおいてカプロラクタムやナイロンポリマーなどの販売が中国企業の過剰供給の影響により低調に推移したことなどから、前回予想を下回る見込みです。経常利益は、営業利益の下振れに加えて、第2四半期(中間期)においてマレーシアでエラストマー事業を行う持分法適用関連会社の解散に伴い持分法投資損失を計上したことなどから、前回予想を下回る見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の下振れに加えて、ベーシック事業の構造改革の決定に伴い減損損失等を約350億円計上する予定であることから、前回予想を下回る見込みです。ベーシック事業の構造改革については、本日公表しました「2030年の目指す姿の実現に向けたベーシック事業の構造改革に関するお知らせ」をご参照ください。配当予想については変更ありません。


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