中部鋼鈑、今期経常を72%下方修正


 中部鋼鈑 <5461> [東証P] が1月28日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の61億円→17億円(前期は102億円)に72.1%下方修正し、減益率が40.4%減→83.4%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の25.5億円の黒字→18.4億円の赤字(前年同期は58.6億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  更新工事を進めてきた新電気炉は当初予定通り2024年10月29日に完工したものの、更新に伴う生産制約が当初想定を上回ったことから販売数量は下振れを余儀なくされました。 また、2025年1月21日に製鋼工場の電気炉周辺において炉外溶鋼漏れに起因する水蒸気爆発事故が発生し、現在操業を休止しております。2025年3月中旬の操業再開に向けて復旧工事を進めておりますが、基幹設備が休止することにより第4四半期の生産・出荷は大幅な減少が見込まれ、固定費を中心とした諸コストの負担増により復旧期間中は損益分岐点を大きく割り込むこととなります。 以上の要因により、2024年10月30日に公表した通期業績予想を下方修正いたします。 なお、期末配当金は当初予想を据え置きしています。(注) 上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。


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