本日注目すべき【好決算】銘柄 ダイハツデ、マクアケ、テセック (28日大引け後 発表分)



 1月28日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ダイハツデ <6023> [東証S]  ★今期経常を23%上方修正・16期ぶり最高益、配当も11円増額
 ◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の62億円→76億円に22.6%上方修正。増益率が11.8%増→37.0%増に拡大し、16期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。メンテナンス関連で想定以上に需要が増加したことに加え、為替の影響なども織り込んだ。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の39円→50円(前期は49円)に増額修正した。
  併せて、発行済み株式数の19.72%に相当する628万1300株または111億円を上限に自社株TOBを実施すると発表。買い付け価格は1株1771円。

 木徳神糧 <2700> [東証S]  ★前期経常を一転11%増益に上方修正・最高益、配当も30円増額
 ◆24年12月期の連結経常利益を従来予想の20億円→24億円に20.0%上方修正。従来の減益予想から一転して11.5%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。主力の米穀事業で原料価格が高騰するなか、原価低減や価格転嫁を進めたことに加え、販売促進費用が減少したことが奏功した。
  業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の100円→130円(前の期は80円)に大幅増額修正した。

 マクアケ <4479> [東証G]  ★10-12月期(1Q)経常は黒字浮上で着地
 ◆25年9月期第1四半期(10-12月)の経常損益(非連結)は1億円の黒字(前年同期は1500万円の赤字)に浮上して着地。広告宣伝費を中心にコストコントロールを徹底したことが奏功した。
  第1四半期実績だけで、通期計画の1億2000万円に対する進捗率は83.3%となり、業績上振れが期待される。

 JFEシステ <4832> [東証S]  ★今期経常を10%上方修正、配当も13円増額
 ◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の67億円→74億円に10.4%上方修正。減益率が10.1%減→0.7%減に縮小する見通しとなった。各事業分野の業績が順調に推移していることに加え、開発生産性の向上なども上振れに貢献する。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の102円→115円(前期は121円)に増額修正した。

 テセック <6337> [東証S]  ★今期経常を63%上方修正
 ◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の4.8億円→7.8億円に62.5%上方修正。減益率が77.5%減→63.5%減に縮小する見通しとなった。部材価格高騰の正常化や技術動向を踏まえた開発計画の変更が上振れ要因となるほか、為替差益の発生なども利益を押し上げる。

株探ニュース


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