三晃金、今期経常を一転5%増益に上方修正、配当も160円増額


 三晃金属工業 <1972> [東証S] が1月30日後場(15:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比14.2%増の28.8億円に伸びた。
 併せて、通期の同利益を従来予想の35億円→39億円(前期は37億円)に11.4%上方修正し、一転して5.1%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の19.1億円→23.1億円(前年同期は21.4億円)に20.9%増額し、一転して8.0%増益計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の190円→350円(前期は200円)に大幅増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比35.3%増の13億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.1%→10.7%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高の見通しにつきまして変更はありませんが、利益面につきましては、工事管理強化による工事採算の改善と、本社オフィスの移転時期が2026年に延期になったこと等に伴う一般管理費の減少などにより増益見通しとなりました。

 1.配当方針の変更(1) 変更の内容(下線は変更箇所)変更前当社は、業績に応じた利益の配分を基本としつつ、企業価値向上に向けた投資等に必要な資金所要、先行きの業績見通し、財務体質等を勘案しつつ、期末の利益剰余金の配当を実施する方針であります。「業績に応じた利益配分」の指標としては、配当性向30%を目安といたします。変更後当社は、業績に応じた利益の配分を基本としつつ、企業価値向上に向けた投資等に必要な資金所要、先行きの業績見通し、財務体質等を勘案しつつ、期末の利益剰余金の配当を実施する方針であります。「業績に応じた利益配分」の指標としては、配当性向50%を目安といたします。(2) 変更の理由当社は、企業価値向上に向けた投資等に必要な資金所要、先行きの業績見通し、財務体質等を勘案しつつ、期末の利益剰余金の配当を実施する方針でありますが、利益還元の更なる強化と、資本効率の一層の向上を目的に配当性向を従来の30%から50%に引き上げることといたしました。


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