TREHD、今期経常を72%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額


 TREホールディングス <9247> [東証P] が1月30日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の116億円→200億円(前期は77.8億円)に72.4%上方修正し、増益率が49.0%増→2.6倍に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の48.7億円→132億円(前年同期は46.2億円)に2.7倍増額し、増益率が5.6%増→2.9倍に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→45円(前期は40円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2025年3月期連結会計期間において、廃棄物処理・再資源化事業では、令和6年能登半島地震に係る復旧・復興支援事業が進展しています。また、資源リサイクル事業では、廃家電等の入荷が好調であり、また、非鉄相場が高値圏で推移しました。2025年3月期第4四半期連結会計期間においては、令和6年能登半島地震に係る復旧・復興支援事業で、降雪の影響等も予想されるものの、第3四半期連結会計期間までに公費解体等が順調に進展したことから、売上高、営業利益、経常利益が想定を上回る見込みです。また、親会社株主に帰属する当期純利益については、再生可能エネルギー事業において、当期末に特別損失の計上が見込まれることを加味しています。具体的には、固定価格買取制度(FIT)の期限切れが数年後に迫る市原グリーン電力株式会社、他のグループ内発電所に比し収益性の改善が遅れている株式会社タケエイグリーンリサイクルについて、保守的見地から、足元の状況を踏まえて事業計画の見直しを検討しており、その結果によってはのれん及び固定資産の減損損失の計上が30億円程度必要となる可能性があります。なお、減損損失等の計上が確定し、開示基準に該当する際には、速やかに別途開示を行う予定です。

 当社は、現在進行中の第2次中期経営計画(「WX環境企業」への挑戦)において、株主還元につきましては、総還元性向35%~40%を目指すこととしておりますが、2025年3月期の期末配当につき、業績動向や財政状況を勘案した結果、2024年5月15日に公表していた期末配当20円を5円増額し、25円へと配当予想を修正いたします。なお、本日開示した「自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ」もご参照ください。


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