エネクス、今期最終を一転12%増益に上方修正・最高益、配当も2円増額


 伊藤忠エネクス <8133> [東証P] が1月31日後場(13:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比5.3%増の139億円に伸びた。
 併せて、通期の同利益を従来予想の135億円→155億円(前期は138億円)に14.8%上方修正し、一転して11.6%増益を見込み、10期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の56.6億円→76.6億円(前年同期は49.7億円)に35.3%増額し、増益率が13.9%増→54.2%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の56円→58円(前期は54円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比41.1%増の60.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.6%→4.3%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2025年3月期通期の連結業績予想について、各事業の利益が順調に積み上がっていることより、上記の通り上方修正いたします。(見通しに関する注意事項)上記の予想値は、本資料の発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想値と異なる可能性がございます。

 今回上方修正した2025年3月期通期連結業績予想と中期経営計画『ENEX2030 '23-'24』における配当政策「連結配当性向40%以上を強く意識した累進配当」を勘案し、期末配当予想を前回予想の1株当たり56円から2円増配し、1株当たり58円に修正いたします。


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