日本ライフL、今期経常を15%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も7円増額


 日本ライフライン <7575> [東証P] が1月31日大引け後(15:40)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比15.8%増の99.4億円に伸びた。
 併せて、通期の同利益を従来予想の110億円→126億円(前期は105億円)に14.5%上方修正し、増益率が4.0%増→19.1%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の48.3億円→64.3億円(前年同期は49.6億円)に33.1%増額し、一転して29.7%増益計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の46円→53円(前期は42円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比27.4%増の37.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の22.6%→24.6%に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当第3四半期連結累計期間の業績は、2024年5月1日に公表した期初の予想に対して、売上高は約5%、営業利益以下の各段階利益は13~17%上回る水準で推移しております。その背景として、心房細動のアブレーション症例数が期初予想の年8%増加をやや上回る年10%ペース(推定値)で増加したこと、さらに、脳血管関連の製品や大腿静脈用止血デバイスの販売が期初予想を約20%上回るペースで進捗したことなどが主に挙げられます。 上記の状況と最新の業績動向を踏まえ、第4四半期連結会計期間の見通しについて精査を行いました。その結果、通期の業績予想について、売上高および各段階利益を上方修正することといたしました。※上記の業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したものです。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

  当社は2023年5月10日発表の中期経営計画(対象期間:2024年3月期から2028年3月期までの5年間)において、資本効率を意識した経営の強化の一環として、株主還元を大幅に拡充する方針を掲げております。 基本的な株主還元は配当での還元としており、ベース配当として配当性向40%または株主資本配当率5%を基準としています。 上記の方針に基づき、連結業績予想の修正に基づき、2024年5月1日に発表した1株当たり46円を1株当たり53円(配当性向40.4%)に上方修正します。


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