日カン、今期経常を一転赤字に下方修正、配当も10円減額


 日本製罐 <5905> [東証S] が1月31日大引け後(17:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は3億0100万円の赤字(前年同期は3億1300万円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の1100万円の黒字→4億8800万円の赤字(前期は3億2300万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の8200万円の黒字→4億1700万円の赤字(前年同期は9600万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→20円(前期は70円)に大幅減額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は2億3000万円の赤字(前年同期は8600万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の2.1%→-8.9%に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (連結売上高・営業利益・経常利益)美術缶の新設備の立上げが大幅に遅れたこと、前年度稼働を開始した18リットル缶新ラインの受注活動が計画通りに進まなかったこと等により、業績を大きく悪化させる見込みであります。(連結当期純利益)上記売上見込みの減少に加え、投資有価証券の売却を行うことにより特別利益を計上いたしますが、希望退職募集に伴う費用及び減損損失を特別損失として計上するため、当期純損失は拡大する見込みであります。(その他)個別業績予想の修正も、連結業績予想の修正と同様の理由であります。※上記業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因により予想数値とは異なる可能性があります。                                                                              


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