日本ラッド、今期経常を41%上方修正


 日本ラッド <4736> [東証S] が2月3日大引け後(16:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.9%減の2億3100万円となった。
 しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の2億円→2億8100万円(前期は3億2100万円)に40.5%上方修正し、減益率が37.7%減→12.5%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の2000万円→1億0100万円(前年同期は1億4600万円)に5.1倍増額し、減益率が86.3%減→30.8%減に縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比19.0%減の5100万円に減り、売上営業利益率は前年同期の5.8%→4.1%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高については、エンタープライズソリューションセグメントでの大口主要顧客におけるシステム開発需要の一時集中と、IoTセグメントでのメディカル事業における大口病院商流の急増、映像ソリューション事業における大口取引獲得等により公表予想を上回る結果となりました。営業利益、経常利益につきましては、主に上記大口商流と、ビジネスインテリジェンス事業における採算性の向上、配当収益の増加などにより公表予想を上回る結果となりました。当期純利益につきましては、税引前当期純利益の増加に伴い、課税所得が当初予定より増加し、税効果会計の影響により法人税等調整額が法人税等を上回るものとなった為、数字は上方修正となりましたが、上げ幅は他の利益に比べて少ないものとなっております。これらの状況を踏まえ、前回予想を上回る見込みであります。


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