東海染、今期経常を79%上方修正


 東海染工 <3577> [東証S] が2月5日後場(14:10)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比6.5倍の3.1億円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の2.8億円→5億円(前期は1.3億円)に78.6%上方修正し、増益率が2.1倍→3.7倍に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.6億円→3.8億円(前年同期は2.4億円)に2.3倍増額し、一転して59.4%増益計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比26.8%増の1.9億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の2.4%→7.1%に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2025年3月期通期の連結業績予想数値につきまして、海外染色加工事業におきまして、長期にわたる在庫調整局面が一段落し、商品の生産が再開されたことにより受注が堅調に推移しております。 また、円安の進行による邦貨換算額の増加や、生産性の向上・コストダウン活動などの諸施策が収益率の向上に寄与しております。 国内染色加工事業においても、加工料金の値上げや取引条件の改善、コスト削減活動などの効果が現れ始めており収益改善につながっております。 これらの結果、2024年12月20日に公表の予想を上回る見込みであります。(注)上記に記載した予想数値は、現時点での入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、今後様々な変動要因により、実際の業績が上記数値と異なる可能性があります。


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