あんしん保証、今期経常を一転67％減益に下方修正

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　あんしん保証 <7183> [東証Ｓ] が2月10日午前(11:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比36.2％減の3億0700万円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の7億円→1億8400万円(前期は5億5100万円)に73.7％下方修正し、一転して66.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の5億4700万円→3100万円(前年同期は2億7500万円)に94.3％減額し、一転して88.7％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比24.9％減の1億5400万円に減り、売上営業利益率は前年同期の14.8％→9.4％に大幅低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　営業収益につきましては、契約件数が計画値を下回り、計画比0.7％減の見込みです。営業費用におきまして は、回収人員の増員を実施し、初期未収の回収は概ね強化できているものの、中長期債権においては想定よりも効果的な回収が見込めず、貸倒関連費用が計画比466百万円の増加を見込んでおります。　また、入居者へのサービス提供のため進めてい たシステム開発において、改めて要件整理を行いましたが、追加開発を行うにも機能的には依然不十分であることから、全面的に開発を中止するとともに、当該開発に関わった費用について除却処理を行い特別損失に計上すること を見込んでおります。　以上の結果から、営業利益は前回発表比88.3％減少、経常利益は73.7％減少、当期純利益は78.9％減少の見込みとなります。　これらの結果、2025年３月期通期業績予想を上記のとおり修正いたします。