クリアル、今期経常を20%上方修正・最高益予想を上乗せ


 クリアル <2998> [東証G] が2月14日後場(14:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比50.6%増の10.6億円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の12.5億円→15億円(前期は9.4億円)に20.0%上方修正し、増益率が32.8%増→59.4%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.7億円→5.2億円(前年同期は3.7億円)に90.3%増額し、一転して40.5%増益計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比33.3%減の0.9億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の3.2%→2.6%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社の主力事業であるクラウドファンディングプラットフォームCREALを中心とした事業規模拡大及び経営の効率化を通じ、当初計画時よりも収益性が上昇し、年度利益計画を大幅に上回る業績を達成する見込みとなりました。より良い売却価格を実現するための販売施策の見直しにより売上高は減少した一方で、事業規模拡大及び経営の効率化を通じた売上総利益を含む各段階利益の計画対比大幅な増加を達成する蓋然性が高まったため、業績を修正することとしました。 具体的には、当初設定した粗利率を上回る販売が続く環境下において、計画設定時の売上達成のために急ぎ物件を売却することは株主利益に繋がるものではないと考え、より良い条件での売却を目的として、今期売却予定であった物件を継続的な成長のために来期の在庫として確保することとしました。また、CREALの投資家登録数伸長のためには継続的な広告宣伝費支出が必要になりますが、会員獲得のための各種業務提携や獲得の効率化により、広告宣伝費が当初計画より大きく抑制されたこと等を主要因とした各種コストの効率化により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも2024年5月15日発表の予想を上回る水準に通期連結業績予想を修正することといたしました。売上高11.6%の減少に対して、売上総利益8.8%、営業利益20.7%、経常利益20.0%、親会社株主に帰属する当期純利益30.0%の増加は、当社プラットフォーム拡大に伴う経営の効率化が表れているものと考えています。※ 上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって変動する可能性があります。


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