三機工、今期経常を29%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も35円増額


 三機工業 <1961> [東証P] が2月14日後場(14:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の152億円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の170億円→220億円(前期は127億円)に29.4%上方修正し、増益率が33.3%増→72.5%増に拡大し、従来の33期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の103億円→153億円(前年同期は108億円)に48.3%増額し、一転して41.3%増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の110円→145円(前期は85円)に大幅増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比69.5%増の86.4億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.8%→11.7%に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 【連結業績修正及び個別業績修正】 通期の連結業績予想につきましては、当第3四半期連結決算を踏まえ、今後の見通しを精査した結果、売上高は、大型繰越工事が順調に進捗したことに加え、当期に受注した工期の短い工事も売上に寄与し、2024年11 月11 日に公表した前回予想を上回る見込みであります。各段階利益は、受注環境の改善に加え、施工における原価低減の取り組みの継続による工事採算の改善等により、すべての利益項目で前回予想を上回る見込みであります。個別業績予想の各段階利益につきましても同様の理由により前回予想を修正しております。 通期の連結受注高は、250,000 百万円の見込みであります。良好な受注環境が引き続き見込まれ、今後も堅調に推移すると予想されること等により、前回予想(230,000 百万円)を上回る見込みであります。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。


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