アイデミー、今期経常を一転赤字に下方修正


 アイデミー <5577> [東証G] が2月14日大引け後(16:40)に業績修正を発表。25年5月期の連結経常損益を従来予想の2億9700万円の黒字→1億1000万円の赤字(前期は2億9000万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3億1500万円の黒字→9200万円の赤字(前年同期は9700万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2025年5月期第2四半期累計期間において、AI/DX市場は成長を続けているものの、E-learning市場の競争激化や生成AIの急速な進化により、事業環境が大きく変化しました。これらに対する戦略的判断の遅れや、組織体制の整備不足により事業の低迷が顕著となったことを受け、業績予想を下方修正いたします。 AI/DXプロダクト事業では、企業のAI教育が一巡し、新規契約の減少や更新の停滞が発生しています。 また、E-learning市場の競争激化により、他社との差別化が一層求められています。その結果、売上の主を占めるAI/DXプロダクト事業においては、当初の売上予想比で3割減となる見込みです。 AI/DXソリューション事業においては、生成AIの需要を的確に捉えきれず、小規模案件から本開発への展開が想定どおり進展せず、売上拡大への寄与が限定的な状況です。さらに、戦略の一環であるAI/DXプロダクト事業との相乗効果を十分に創出できておらず、事業の停滞を招いております。 これらの外部環境の変化および組織体制の課題により、売上高および各段階利益は当初予想を大幅に下回る見込みとなり、通期業績予想を下方修正いたします。 当社グループはこれらの課題に真摯に向き合い、顧客ニーズの多様化や市場の変化に迅速に対応すべく、柔軟かつ効率的な体制を構築し、競争力の強化に取り組んでまいります。(注) 上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいており、実際の業績等は様々な要素により記載の予測数値とは異なる結果となる可能性があります。(注) 詳細は、別途開示(補足説明資料)をご参照ください。


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