第一実、今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も8円増額


 第一実業 <8059> [東証P] が2月26日後場(15:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の103億円→125億円(前期は90億円)に21.4%上方修正し、増益率が14.4%増→38.8%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の40.8億円→62.8億円(前年同期は59.7億円)に53.8%増額し、一転して5.3%増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の77円→85円に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2025年3月期の連結業績を精査した結果、グローバルキャッシュマネジメントの観点から海外グループ会社の配当原資を増大させることにより法人税等調整額が一時的に増大し利益を押し下げるものの、エナジーソリューションズ事業においてリチウムイオン・バッテリー製造設備等の大型案件の売上とそれに伴う利益の計上が進んだことや、その他のセグメントにおいても着実に収益を伸ばしていることから、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益がいずれも前回公表値を上回る見込みとなり、上方修正するものです。 ※上記の業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。

  当社は、株主に対する利益還元を経営の重要政策の一つとして位置付けております。長期計画「V2030」にて掲げた目標の実現に向けた、成長投資を含む今後の事業展開及び安定配当の継続等を総合的に勘案の上、親会社株主に帰属する当期純利益の30%を配当性向の目安として、業績に応じた適正な配当を実施してまいります。 今回の業績予想の修正により親会社株主に帰属する当期純利益の増額が見込まれ、また、中期経営計画「MT2024」において定めた定量目標を達成するとともに、連結業績は過去最高となる見込みであることから、上記の基本方針に加え、株主の皆様の日頃のご支援にお応えするため、1株当たり8円の特別配当を実施することといたします。これにより、当期の期末配当予想につきましては、普通配当36円と合わせて、1株当たり44円となる予定であります。 なお、本件につきましては2025年6月24日開催予定の第102期定時株主総会の決議を経て実施する予定であります。


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