技研製、今期経常を一転32%減益に下方修正


 技研製作所 <6289> [東証P] が2月27日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年8月期の連結経常利益を従来予想の36億円→24.5億円(前期は35.8億円)に31.9%下方修正し、一転して31.6%減益見通しとなった。
 同時に、9-2月期(上期)の連結経常利益も従来予想の26億円→13億円(前年同期は25.9億円)に50.0%下方修正し、一転して49.8%減益見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  国内では原材料や建設資材価格の高止まりに加え、労務費などのコスト上昇に伴う公共事業の施工規模縮小や人手不足などの影響を受けて、ユーザーの設備投資意欲が大幅に冷え込んでおります。また、工事の受注時期や着工時期の遅れも発生しております。海外では現地パートナー企業との協働体制の拡張が順調に進んだことで製品販売に明るい兆しが見えておりますが、売上への反映は下期に集中するため、これらの要因により第2四半期連結業績予想を修正いたします。 通期の連結業績予想につきましては、国内の工事や海外の製品販売が上期から下期へ売上計上がずれたことや、国内の製品販売が厳しい事業環境の中、顧客ニーズを事業に生かす活動の推進や災害復旧に対する工法普及活動強化により案件形成は着実に進んでいるものの、取り組みの成果が業績に反映されるのは来期以降であり当期内での回復は困難であることから、業績予想を修正いたします。 当社グループは、当期を初年度とする新たな中期経営計画2027(2025年8月期-2027年8月期)を発表しました。企業価値の向上に向け、従来の戦略アプローチを再構築し、遂行体制を抜本的に再編成するとともに、多角的な視点を取り入れながら、グローバル市場の構築・拡大や災害復興に貢献する技術提案活動の推進、新工法の開発・新製品の市場投入の迅速化を全社一丸となって取り組んでおります。 引き続き中期経営計画の達成に向け戦略強化に努め、GIKENグループの第2創業期として新たな成長軌道を描いてまいります。(注)上記の予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績等は様々な要因により予想数値と異なる場合があります。


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