さくらKCS、今期経常を20%上方修正、配当も4円増額


 さくらケーシーエス <4761> [東証S] が2月28日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の12.5億円→15億円(前期は12億円)に20.0%上方修正し、増益率が3.6%増→24.4%増に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の10.5億円→10.4億円(前期は8.9億円)に1.0%下方修正し、増益率が17.3%増→16.2%増に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9億円→11.5億円(前年同期は5.4億円)に27.7%増額し、増益率が65.2%増→2.1倍に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の24円→28円(前期は24円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高につきましては、産業関連分野においてERPソリューション案件およびシステム機器販売の積み上がりが不足したことを主因として、前回発表予想を下方修正しております。一方、営業利益・経常利益につきましては、金融関連分野および公共関連分野における受注が堅調に推移し、要員稼働率の向上などにより売上総利益率も改善する見込であることから、前回発表予想を上方修正しております。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、経常利益が増益見込であることに加え、政策投資株式の売却益270百万円を見込む一方、新データセンターの開設に伴う特別損失395百万円を計上することから、前回発表予想を下方修正しております。

 当社は、中期経営計画で経営指標として「配当性向30~40%を目安とした安定配当」を掲げており、今期の業績が堅調に推移 していることを踏まえ、同指標にもとづいて配当予想を修正するものです。なお、上記の期末配当金額については、年度の確定した業績に応じて、適宜見直してまいります。


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