ランド、今期経常を2％下方修正

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　ランド <8918> [東証Ｓ] が2月28日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年2月期の連結経常利益を従来予想の10億円→9.8億円(前期は2.5億円)に1.8％下方修正し、増益率が4.0倍→3.9倍に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.7億円→1.6億円(前年同期は3億円)に10.1％減額し、減益率が40.7％減→46.7％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2025年2月期に売上計上を見込んでおりました複数の不動産事業案件（主として開発案件、売上高への影響額は約11億円）につきまして、販売契約は締結したものの引渡日に期ずれが生じたこと、販売活動において売却先の決定まで至らなかったこと等により、当該物件の引き渡しが2025年3月以降にずれ込むこととなりました。また、前回発表時に見込んでいなかった案件につきまして、当期中に仕入れをした複数の不動産事業案件（事業用地等、売上高への影響額は約4億円）の売却が、当期中に完了いたしました。これらを踏まえ、開示済みの業績予想値を見直すことといたしました。なお、各個別プロジェクト毎に売上高及び利益率が異なるため、売上高と各段階利益の変動額に差が生じております。当該案件につきましては、新規売却先の開拓および好条件での売却交渉を積極的に継続し、2026年2月期中の早期売却に向け、引き続き取り組んでまいります。また、修正いたしました2025年 2 月期連結業績予想数値は、決算作業が未了であるため概算となります。今後見直しが必要な場合には、判明し次第、速やかに開示させて頂きます。