前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―



■チヨダ <8185>  1,097円 (-69円、-5.9%)

 東証プライムの下落率3位。チヨダ <8185> [東証P]が続急落。5日の取引終了後に発表した2月度売上高速報で、既存店売上高が前年同月比8.9%減と7ヵ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。前年がうるう年だった関係で前年よりも営業日が1日少なく、また気温が低く推移したため来店客数が伸び悩んだ。商品別では、防寒ブーツや手を使わずに立ったまま履ける「スパットシューズ」などは好調だったものの、スニーカーを含む春商材の販売が不調だった。なお、全店売上高は同6.7%減だった。

■コメ兵HD <2780>  2,840円 (-160円、-5.3%)

 コメ兵ホールディングス <2780> [東証S]が4日ぶり急反落。6日に発表した2月度の売上高は前年同月比2.5%増の83億4400万円となった。増収率は1月度の28.7%から大きく鈍化しており、嫌気されたようだ。法人オークションの取引相場に関し、為替の影響で時計が軟調に推移したとしている。

■三菱倉 <9301>  980.1円 (-49.9円、-4.8%)

 東証プライムの下落率7位。三菱倉庫 <9301> [東証P]が大幅反落。日本経済新聞社は5日の取引終了後、三菱倉を日経平均株価の構成銘柄から除外すると発表した。日経平均に連動するパッシブ系ファンドが、今回の銘柄入れ替えを受けて同社株を放出することが見込まれ、短期的な需給悪化懸念が膨らんだようだ。4月1日付で、定期見直しによる入れ替えを実施する。

■ワールド <3612>  2,478円 (-48円、-1.9%)

 ワールド <3612> [東証P]が4日ぶり反落。同社は5日の取引終了後、国内小売事業の月次売上概況を公表。2月の既存店売上高は前年同月比8.4%減となった。2ヵ月連続で前年割れとなり、嫌気されたようだ。前年がうるう年のため、営業日のマイナス影響があったほか、気温の低下により春物のアウターが低調だった。

■オンワード <8016>  534円 (-8円、-1.5%)

 オンワードホールディングス <8016> [東証P]が反落。5日の取引終了後に発表した2月度の月次売上概況で、既存店売上高が前年同月比1.2%減と4ヵ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。前年がうるう年であったことのマイナスの影響が2.4%程度あったことに加えて、全国的に前年より気温が低めに推移したことで春物商品の立ち上がりが低調だったことが響いた。なお、全店売上高は同18.5%増だった。

※6日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

株探ニュース


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