天馬、今期経常を25%上方修正、下期配当を見送り


 天馬 <7958> [東証P] が3月14日大引け後(16:10)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の28億円→35億円(前期は39.8億円)に25.0%上方修正し、減益率が29.7%減→12.2%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.9億円→23.9億円(前年同期は22.4億円)に41.2%増額し、一転して7.0%増益計算になる。

 同時に、TOBに伴い、従来42円としていた今期の下期配当を見送る方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2025年3月期の通期連結業績予想につきましては、取引先において中国から東南アジアへの生産シフトが加速する中、生産移管先となった東南アジアの各拠点において受注を受け止めたこと、前期半ば頃から続く取引先における生産調整が回復に向かったこと、また、円安による円換算額が増加となる見込みであることから売上高は前回予想を上回る見込みです。 利益面につきましては、売上増加に伴う増益、人員体制の見直しや自動化等による生産効率改善、物流の最適化への取り組み等により営業利益及び経常利益は前回予想を上回る見込みであり、増益分に対し法人税等を加味した結果、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても前回予想を上回る見込みとなりました。 (注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

  当社は、本日開催の取締役会において、本公開買付けに賛同の意見を表明するとともに、当社の株主の皆様に対して、本公開買付けに応募することを推奨する旨を決議いたしました。 なお、上記取締役会決議は、公開買付者が本公開買付け及びその後に予定されている一連の手続により当社を非公開化することを企図していること、及び当社株式が上場廃止となる予定であることを前提として行われたものです(詳細については、本日付で別途公表いたしました当社意見表明プレスリリースをご参照ください。)。 当社は、利益還元の充実を経営課題の一つとして位置づけ、連結株主資本配当率(DOE)2.5%以上を目標として、安定した配当を継続することを基本とし、さらなる利益還元の向上を目指すとともに、業績の向上及び経営目標の達成状況により、増配を検討することを基本方針としておりました。 しかしながら、公開買付者によれば、本公開買付けにおける買付け等の価格は、2025年3月31日を基準日とする期末配当が行われないことを前提として総合的に判断・決定されていることから、当社は、本日開催の取締役会において、本公開買付けが成立することを条件に、2025年3月期の期末配当を行わないことを決議いたしました。


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