東インキ、今期経常を一転27%減益に下方修正、配当は30円増額


 東京インキ <4635> [東証S] が3月21日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の12.1億円→7.2億円(前期は9.8億円)に40.5%下方修正し、一転して27.0%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9.2億円→4.3億円(前年同期は4.8億円)に53.3%減額し、一転して11.7%減益計算になる。

 同時に、今期の年間配当を従来計画の160円→190円(前期は100円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  通期連結業績予想につきまして、化成品事業ではタイ国連結子会社の業績が堅調に推移し、加工品事業では土木資材分野において防災・減災用途の高付加価値製品(ジオセル工法)等の伸長が見られます。これらを踏まえ、売上高は前回発表予想を据え置くものの、営業利益は前回発表予想を上回る見込みです。 経常利益は「1.営業外費用の計上について」で記載のとおり米国連結子会社の出資金運用損の計上等により前回発表予想を下回る見込です。 親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式のさらなる縮減に伴い、保有株式の売却益が増加したこと等により前回 発表予想から変更はございません。

  当社は、株主価値を中長期的に高めるために、持続的な成長が必要と考え、「資本効率の向上」、「強固な財務基盤の確保」、「株主還元」の3つのバランスを取ることを資本政策の基本としており、安定的かつ継続的な配当実施を基本方針としております。この基本方針を前提とし、配当性向40%以上またはDOE1.0%以上とする配当方針を策定しております。 2025年3月期の期末配当予想につきましては、上記方針と2025年3月期の業績予想に基づき、株主還元のさらなる充実を図るため、2024年11月7日に公表した1株当たり100円から30円増配の130円に修正させていただきました。これにより、年間配当予想は1株当たり190円となります。 なお、今回の期末配当予想の修正は、資本効率の向上を意識した機動的な株主還元策の一環として実施するものであり、これからも持続的な株主価値の向上に努めてまいります。


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