UEX、今期経常を25%下方修正、未定だった配当は18円減配


 UEX <9888> [東証S] が3月21日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の22億円→16.5億円(前期は22.6億円)に25.0%下方修正し、減益率が2.7%減→27.0%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の14.3億円→8.8億円(前年同期は8.1億円)に38.2%減額し、増益率が76.7%増→9.1%増に縮小する計算になる。

 業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は37円(前期は55円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  通期の連結業績につきましては、売上高は公表している範囲の見込みであります。一方利益面ではUEX単体において、厳しい需要環境の下、競争が激しくなり、売上総利益率が計画を下回ったことにより営業利益、経常利益は予想を下回る見込みとなりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、第三者委員会費用113百万円や東京配送センター建て替えに伴う費用107百万円などの特別損失があり、更に予想との乖離幅が大きくなる見込みとなりました。

  当社は、競争力を維持し成長を促進させるために必要な資金や有利子負債削減など財務体質の改善を図るための資金を内部留保として確保していくことを前提に、株主に対し当該期の連結業績に応じた利益配分を行うことを基本方針としております。利益配分の指標としては、DOE(自己資本配当率)1.0%以上としたうえで、連結配当性向35~40%を目安としております。 令和7年3月期の期末配当につきましては、当期の連結業績見込みを踏まえ1株当たり15円とすることといたしました。また、当社は令和7年1月をもちまして創立70周年を迎えました。つきましては、これまでご支援いただきました株主の皆様へ感謝の意を表するために、1株につき7円の記念配当を実施させていただくことといたしました。  これにより、令和7年3月期の1株当たり期末配当金は、普通配当15円と合わせて22円となる予定であります。また、年間配当金はすでに実施済みの第2四半期末配当金15円を含め37円となります。 なお、本件は6月に開催予定の第71回定時株主総会の決議をもって正式に決定、実施する予定であります。※上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した結果であり、実際の業績は各種要因の変化によって変動する可能性があります。


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