JCRファ、今期経常を一転赤字に下方修正


 JCRファーマ <4552> [東証P] が3月27日大引け後(16:00)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常損益を従来予想の7.5億円の黒字→67億円の赤字(前期は72.6億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の23.7億円の黒字→50.7億円の赤字(前年同期は1.3億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高は、当期に予定していたライセンス契約が当期中の締結には至らない見通しであることから、前回発表予想から60億円減の330億円に修正しました。売上原価および研究開発費は、製造関係の資材および治験薬等の在庫を精査し、今後の使用の予定がないものについて損失を当期に計上する予定としたため、前回発表予想から増額しました。これによる影響額は売上原価2億円、研究開発費11億円を想定しています。さらに、神戸サイエンスパークセンターの原薬工場(2022年11月竣工)の建設費用について、当期中に当該建設費用に関する補助金が確定されることにより対象資産を圧縮未決算特別勘定と相殺し、既償却分の15億円を特別利益として計上する予定でしたが、当該補助金の確定が翌期にずれ込むため、当期の特別利益に計上されない見込みとなりました。これらの結果、営業利益は前回発表予想から74億円減の営業損失60億円に、経常利益は前回発表予想から74億5千万円減の経常損失67億円に、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想から65億円減の当期純損失43億円に修正しました。


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