前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―



■ヤクルト <2267>  2,919.5円 (-85.5円、-2.9%)

 東証プライムの下落率7位。ヤクルト本社 <2267> [東証P]が反落。同社は25日、2月度の月次データを発表。国内乳製品の1日当たりの販売数量は、ヤクルトシリーズ合計で前年同月比10.7%減と落ち込んだ。下落率は1月度の5.2%を上回り、失望売りを促したようだ。Newヤクルトシリーズで10.1%減、ヤクルト400シリーズで14.4%減、ヤクルト1000シリーズで8.7%減となった。

■オークワ <8217>  876円 (-12円、-1.4%)

 オークワ <8217> [東証P]が3日続落。25日の取引終了後、集計中の25年2月期連結業績について、売上高が従来予想の2540億円から2501億5000万円(前の期比1.1%増)へ、営業利益が24億5000万円から13億2000万円(同54.3%減)へ、最終損益が5億5000万円の黒字から23億8000万円の赤字(前の期10億円の黒字)へ下振れて着地したようだと発表しており、嫌気された。来店客数の増加を柱とした収益力の向上を目指したものの、各施策の浸透に想定以上の時間を要していることに加え、消費者の購買行動の変化に適切に対応できなかったことなどから、来店客数が想定を下回り売上高が不振となったことが要因。また、営業店舗の減損損失計上額が想定以上となったことも響いた。同時に上限を140万株(発行済み株数の3.35%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は4月2日から来年4月1日までで、資本政策の一環として実施し、株主価値の向上を目指すためとしている。

■北興化 <4992>  1,370円 (-14円、-1.0%)

 北興化学工業 <4992> [東証S]が5日ぶり反落。25日の取引終了後、自社株150万株(発行済み株数の5.00%)を4月10日付で消却すると発表。これを受けて朝方は高く始まったものの、4日続伸の後だけに買い一巡後は利益確定売りに押される展開となった。なお、消却後の発行済み株数は2848万5531株となる。

※26日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

株探ニュース


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