フエルト、今期経常を一転32%減益に下方修正


 日本フエルト <3512> [東証S] が3月31日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の9億円→4億5000万円(前期は6億6300万円)に50.0%下方修正し、一転して32.1%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4億9300万円→4300万円(前年同期は2億8000万円)に91.3%減額し、一転して84.6%減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (2)修正の理由 通期の業績見通しにつきましては、紙の需要が低調に推移したことに加え、中国市場の景況が想定よりも減速したこと等により、国内・国外ともに紙・パルプ用フェルト製品の売上高は予想を下回る見込みとなりました。営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、コスト削減に努めてまいりましたが、売上高の減少に加え、下記の貸倒引当金繰入額の発生による費用負担の影響もあり、予想を下回る見込みとなりましたので、当連結会計期間の業績予想を上記のとおり修正いたします。 なお、配当予想につきましては、前回予想と同様に期末配当10円を予定しております。2.貸倒引当金繰入額の計上 当社の取引先1社が民事再生手続を開始決定され、当該取引先に対する売掛金の処理等について検討した結果、当該取引先に対する債権について取立不能又は取立遅延の恐れが生じたことから、2025年3月期連結決算において116百万円を販売費及び一般管理費に計上いたします。 3.特別利益の計上 当社では定期的に保有株式の見直しを行っており、投資有価証券の2銘柄を売却いたしました。本売却に伴い2025年3月期連結決算において、投資有価証券売却益124百万円を特別利益として計上いたします。


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。