アルバイトT、前期最終を一転赤字に下方修正


 アルバイトタイムス <2341> [東証S] が4月8日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年2月期の連結最終損益を従来予想の6600万円の黒字→4億6700万円の赤字(前の期は3200万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結最終損益も従来予想の3600万円の黒字→4億9700万円の赤字(前年同期は7200万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 連結売上高においては、当初予想数値を436百万円下回る、4,160百万円となる見通しとなりました。当初予想数値を下回った主たる要因は以下のとおりであります。 情報提供事業において、現在の主力商品である採用管理システムを顧客に提供する『ワガシャ de DOMO』(サブスクリプション型課金モデル)の主力営業地域以外への販路拡大施策の実施、オプション商品の開発や調達の継続、リアルイベントである合同企業面談会『シゴトフェア』の継続開催などを行って参りましたが、主力営業地域である静岡県の雇用情勢が依然として弱含みな状況であり、アルバイト・パート向け無料求人情報誌『DOMO(ドーモ)』の静岡県内版の売上高が、期初予定していた売上高と比較して149百万円超の乖離が発生する見込みです。また、前年に休止したサービスの影響を他の商品でカバーすることができず、情報提供事業の売上高は期初想定売上高を441百万円下回る見込みです。 販促支援事業においては、期初想定していた売上高と比較し2百万円下回る見込みです。主たるサービスであるフリーペーパー取次事業において、フリーペーパーの廃刊や休刊等により取次量は依然として減少傾向にあるものの、子育て世帯にターゲットを絞った販促サービスは堅調に推移したことが主な要因です。 当社を取り巻く環境は、採用に関するサービスの多様化により競合環境が激化しており厳しい状況ではありますが、採用管理システム『ワガシャ de DOMO』や正社員領域のサービスが堅調に推移していることから、今後もお客さまの採用ニーズに丁寧に対応していく所存です。 営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純損失については、商品販売に係る手数料や広告販促費等のコストは期初予想値と比較し削減したものの、売上高減少の影響が大きく、営業利益は当初予想数値と比較し81百万円減の68百万円、経常利益は同60百万円減の88百万円、親会社株主に帰属する当期純損失は、新基幹システムのソフトウェア開発に係わる特別損失(減損損失)552百万円を計上した結果、同534百万円減の467百万円となる見通しです。 なお、今回の業績予想の修正に伴う2025年2月期の期末配当予想の修正はございません。(注)本資料に記載されている業績予想数値等に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいている物であり、実際の業績等は様々な要因により予想値とは異なる可能性があります。


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