本日注目すべき【好決算】銘柄 ダイセキ、パルHD、三光合成 (8日大引け後 発表分)



 4月8日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ダイセキ <9793> [東証P]  ★今期経常は7%増で2期ぶり最高益、自社株買いも発表
 ◆25年2月期の連結経常利益は前の期比4.0%減の148億円になったものの、続く26年2月期は前期比6.5%増の158億円に伸び、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は国内での環境意識の高まりを捉えるダイセキを中心に業容拡大を図るほか、ダイセキ環境ソリューションでは大都市圏を中心に不動産需要が底堅く推移する中、高付加価値かつ大規模案件の受注獲得に注力する方針。
  併せて、発行済み株式数の1.66%にあたる80万株または32億円を上限に自社株買いを実施すると発表。

 パルHD <2726> [東証P]  ★今期経常は10%増で4期連続最高益更新へ
 ◆25年2月期の連結経常利益は前の期比27.0%増の239億円に伸びて着地。続く26年2月期の同利益は前期比10.3%増の264億円と4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はM&Aで加わった「レイ・カズン」「w closet」「ノーリーズ」の3ブランドが収益貢献するほか、昨年発生したサーバートラブルに伴う販売機会ロスの反動増も売上高を押し上げる。

 サトウ食品 <2923> [東証S]  ★今期経常を一転2%増益・最高益に上方修正、配当も10円増額
 ◆25年4月期の連結経常利益を従来予想の24.5億円→30.6億円に24.9%上方修正。従来の減益予想から一転して1.7%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。時短・簡便といったニーズの高まりとコメ価格高騰を背景に、パックごはんや包装餅といった即食性のある商品の利用機会が拡大していることに加え、値上げ効果も収益を押し上げる。
  併せて、期末一括配当を従来計画の60円→70円(前期は60円)に増額修正した。業績好調による普通配当5円に加え、創業75周年記念配当5円を上積みする。

 三光合成 <7888> [東証P]  ★6-2月期(3Q累計)経常は42%増益、配当を4円増額修正
 ◆25年5月期第3四半期累計(24年6月-25年2月)の連結経常利益は前年同期比42.0%増の35.9億円に拡大して着地。国内や北米で車両用内外装部品と金型が増収となる一方、欧州やアジアが苦戦し減収となったものの、付加価値の高い製品の受注と生産体制の整備を強化し、原価低減活動を積極的に進めたことで採算は大きく改善した。
  通期計画の44億円に対する進捗率は81.7%に達しており、業績上振れが期待される。
  併せて、年間配当を従来計画の20円→24円(前期は20円)に増額修正した。





株探ニュース


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