本日注目すべき【好決算】銘柄 ベイカレント、コジマ、ファストリ (10日大引け後 発表分)



 4月10日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ベイカレント <6532> [東証P]  ★今期最終は21%増で11期連続最高益、前期配当を12円増額・今期は38円増配へ
 ◆25年2月期の連結最終利益は前の期比21.2%増の307億円に伸びて着地。続く26年2月期の同利益は前期比21.3%増の373億円と11期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はDXに加えて生成AI関連を中心とした旺盛なコンサルティング需要が続く中、積極的な採用や営業体制強化などを通じて案件を取り込み、23.2%の大幅増収を見込む。
  併せて、前期の年間配当を50円→62円(前の期は43円)に増額し、今期も前期比38円増の100円に大幅増配する方針とした。配当性向の目安を従来の20~30%→40%に引き上げる。
  また、発行済み株式数の0.31%にあたる47万株または30億円を上限に自社株買いを実施すると発表。

 わらべ日洋 <2918> [東証P]  ★前期経常が上振れ着地・今期は20%増益へ
 ◆25年2月期の連結経常利益は前の期比28.2%減の48.9億円になったが、従来予想の38億円を上回って着地。続く26年2月期は前期比20.5%増の59億円に伸びる見通しとなった。今期は主力の国内食品関連事業を中心に増収を見込むほか、商品規格の見直しや前期に発生した工場再編費用の剥落も大幅増益につながる。

 コジマ <7513> [東証P]  ★上期経常が58%増益で着地
 ◆25年8月期上期(24年9月-25年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比57.9%増の36.8億円に拡大して着地。スマートフォンが新製品発売に伴う買い替え需要で好調に推移したほか、省エネ家電の買い替え補助金制度の後押しもあってエアコンや冷蔵庫の販売が伸びた。高付加価値商品の販売強化に加え、効率的な経費コントロールで販管費率が大きく減少したことも大幅増益につながった。

 アルテック <9972> [東証S]  ★12-2月期(1Q)経常は黒字浮上で着地
 ◆25年11月期第1四半期(24年12月-25年2月)の連結経常損益は1億1000万円の黒字(前年同期は1900万円の赤字)に浮上して着地。商社事業で食品加工機械や水処理装置などの検収が完了したことが収益を押し上げた。

 ファストリ <9983> [東証P]  ★今期最終を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も30円増額
 ◆25年8月期の連結最終利益を従来予想の3850億円→4100億円に6.5%上方修正。増益率が3.5%増→10.2%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。上期に国内と欧州のユニクロ事業が好調に推移したことなどを反映した。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の450円→480円(前期は400円)に増額修正した。

株探ニュース


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