【今週読まれた記事】波乱に次ぐ波乱……勝機はどこに?


 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は4月5日から11日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 波乱に次ぐ波乱……。トランプ米大統領の関税政策が巻き起こす嵐は止む気配を見せず、世界中の市場を席巻しています。日経平均株価は週明け7日に一時3000円近い暴落で3万トビ台まで下げ、終値でも2644円の下落と史上3番目の下落幅を記録。その後、1876円高、1298円安、2894円高、1023円安と連日1000円幅の上下動となりました。週末終値は3万3585円となっています。

 株探では7日引け後、<相場観特集>で現役の市場関係者2氏に緊急インタビューを行いました。東洋証券 ストラテジストの大塚竜太氏は東京プライム市場の売買代金の膨らみから「短期的にはセリングクライマックスに近づいている感触はある」と指摘。SBI証券 投資情報部長の鈴木英之氏は日経平均の25日移動平均線からのカイ離率から「足もとの株価もだいぶ良い水準まで下落は進んだ」とみています。両氏とも日経平均の下値メドは3万円前後と一致。上値については関税政策次第ではあるものの、当面の指針として活用できそうです。緊急インタビューは両記事ともアクセスランキングトップ10入りの人気となりました。

 相場コラムは今週も多くの方に読まれています。「こんな状況であるため、銘柄選びは普通のソレでは安心できない」と、常識外の相場において独自の目線で有望銘柄を選択した「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─"最悪"からの蘇生が期待される3+1銘柄!」がランキング3位を獲得。「今回のケースは悪質だ。ただ、人類には危機を乗り越える力がある」と、機を見てリスクを取る勇気も必要と説いた「【杉村富生の短期相場観測】 ─川底の金貨を拾おうじゃないか!」もトップ10入りとなりました。どの記事もお見逃しなく。

  【植木靖男の相場展望】 ─底練りを経て需給は改善へ
  富田隆弥の【CHART CLUB】 「二段下げの下値メド到達でも安心できず」
  安田秀樹【トランプ関税を吹き飛ばすか、「Switch2」で大勝負に出た任天堂】

 また、株探では定期配信のコラム以外にも経済の潮流を理解するヒントとなる記事を多数配信。「【独占取材】平将明衆院議員(デジタル大臣)『サイバー防御は成長分野』、AI時代の日本再興シナリオを聞く」では、自民党の平将明衆議院議員にAI・デジタル関連政策についてのビジョンを伺い、多くの方に読まれる人気記事となりました。


 2644円安を記録した7日、日経平均構成銘柄はすべてが下落、上昇がゼロでした。米関税政策による嵐はあまねくセクターに吹き荒れ、この状況下で買える銘柄は無いようにも思えます。しかし、パニック売りに飲まれず冷静になって俯瞰すれば、いま勝機が訪れている銘柄があるはずです。今週のアクセスランキング首位に輝いたのは「トランプ関税に勝つ戦略、高成長割安株の鉱脈『不動産セクター』7選 <株探トップ特集>」。関税のデメリットが及ばない内需株であり、かつ経済悪化懸念のなかで日銀が利上げを急がないことが不動産セクターにとってはメリットとなります。記事では金鉱脈となり得る有望7銘柄を厳選して紹介し、断トツのアクセスを獲得しました。

 また、株探の「人気テーマランキング」から注目のテーマを解説する「『不動産関連』が3位急浮上、波乱相場のなか底堅さ発揮<注目テーマ>」も多くの方に読まれ上位ランキング入りしました。投資テーマ関連ではそのほか以下の記事が読まれています。

  いまや公共施設にも普及、急成長する「セルフレジ」関連で要注目6銘柄 <株探トップ特集>
  大荒れ相場で問われるリスク分散、投資家の防御力高めるETF戦術 <株探トップ特集>
  人的資本経営でビジネスチャンス拡大、「企業研修」関連が躍動の季節 <株探トップ特集>
  経済成長と資源循環を両立、「サーキュラーエコノミー関連」本領発揮へ <株探トップ特集>


 銘柄スクリーニング記事では、4-12月期業績の対通期進捗率が高く、通期予想を“再度”上方修正する可能性のある銘柄をリストアップした「“再上方修正”へ、25年3月期【業績上振れ】有力候補〔第2弾〕40社選出 <成長株特集>」がアクセスを集め上位入り。また、今月下旬から始まる3月期決算発表の“先行指標”としても注目される12月期決算企業の25年12月期業績予想にスポットライトを当てた「絶好調の25年12月期【最高益】銘柄リスト〔第1弾〕39社選出 <成長株特集>」が週の半ば配信にもかかわらず上位ランキング入りとなりました。待望の〔第2弾〕は明日13日の19時30分に配信予定です。お見逃しなく。

 <割安株特集>では高利回り銘柄ランキングが定番人気、「10万円以下で買える」シリーズもよく読まれています。

  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 4月9日版
  10万円以下で買える、増収増益&低PBR 30社【プライム】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、増収増益&低PBR 35社【スタンダード】編 <割安株特集>


 「株探」日本株サイトのパソコン版「株価注意報」において、「中長期騰落ランキング」「チャート一覧モード」が搭載されました。告知記事がランキング入りしましたので、当欄でも紹介させていただきます。

  「中長期騰落ランキング」「チャート一覧モード」新設のお知らせ

 騰落ランキングが「当日」だけでなく、今週、今月、今年、過去1週間、過去1ヵ月、過去1年の期間で表示できるようになりました。これにより中長期でトレンドを描く銘柄が簡単にご確認いただけます。また、チャートモードで視覚的にトレンドを見ることができます。一部の機能は「株探プレミアム」専用機能となる予定ですが、現在は全ユーザーに開放しております。この機会にぜひご活用ください。

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 引け後の材料を一覧でチェックできる【明日の好悪材料】【サプライズ決算】は、今週もすべての記事がランクイン。上手に使えば大きな時短となる株探の看板記事です。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月4日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月7日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月8日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月9日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月10日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (04月07日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (04月08日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (04月09日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (04月10日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (04月11日)





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