話題株ピックアップ【夕刊】(3):プログリット、昭和真空、ABEJA
■オウケイウェイヴ <3808> 58円 +6 円 (+11.5%) 本日終値
オウケイウェイヴ<3808>が急反発。17日の取引終了後、GFA<8783>と資本・業務提携すると発表しており、好材料視された。GFAを割当先とする377万3500株の第三者割当増資を実施するほか、GFAなどを割当先とする15万7265個(潜在株式数1572万6500株)の第24回新株予約権を実施する。調達資金10億2435万円は内部管理体制の整備のため及び単月黒字化までの運転資金や外部借入金の返済資金、事業開発などに必要な資金に充てられる。
■プログリット <9560> 1,050円 +100 円 (+10.5%) 本日終値
プログリット<9560>が大幅高で8日ぶりに反発。17日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を35万株(発行済み株数の2.77%)、または3億円としており、取得期間は4月18日から6月30日まで。資本効率の向上及び事業環境の変化に対応した柔軟な資本政策を実施するためとしている。
■昭和真空 <6384> 1,396円 +130 円 (+10.3%) 本日終値
昭和真空<6384>が急反騰し年初来高値を更新した。17日の取引終了後、集計中の25年3月期連結業績について、営業利益が従来予想の4億6600万円から7億3500万円(前の期比3.8倍)へ、純利益が2億9700万円から5億2900万円(同3.2倍)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。売上高は、顧客事情などにより一部案件が今期以降の計上となったため、86億6200万円から85億2500万円(同14.2%増)へ下振れたものの、好調な受注を背景に下期以降の生産の稼働率が上がり安定して推移したことや、効率的な生産努力などにより想定以上に原価低減が実現できたこと、更には固定費削減に努めたことなどが寄与し利益を押し上げたとしている。
■ABEJA <5574> 2,570円 +225 円 (+9.6%) 本日終値
ABEJA<5574>が急伸。同社は独自開発のAIプラットフォームを活用し企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みを支援する事業を展開しており、足もとの業績はLLM(大規模言語モデル)案件が増勢となるなかで好調な伸びを示している。そうしたなか、17日取引終了後に7Bの小型LLM「ABEJA Qwen2.5―7B Model」が同規模LLMにおける最高水準の精度に到達したことを発表した。また、LLMを用いた小型リーズニングモデル「ABEJA QwQ―32B Reasoning Model」を開発し、汎用的な言語性能を評価するベンチマークである「MTBench」において米オープンAIの「GPT―4o」の性能を上回ったと発表している。これを材料視する形で上値を見込んだ投資資金が流入した。
■坪田ラボ <4890> 379円 +30 円 (+8.6%) 本日終値
坪田ラボ<4890>が高い。同社は17日取引終了後、ロート製薬<4527>と共同開発中の近視患者を対象とした「TLM-003」について、ロートが国内第2相試験を開始したことを明らかにしており、これが材料視されたようだ。近視人口が急増しているうえ、高度近視は失明につながる疾患リスクを高めるため、安全性・有効性の高い近視進行抑制薬が求められている。TLM-003は、強膜菲薄化(目にある強膜が薄くなること)を抑制することにより、眼軸長の伸長を抑え、近視進行を抑制する効果が期待されている。
■中外炉工業 <1964> 3,490円 +275 円 (+8.6%) 本日終値
中外炉工業<1964>が急伸。18日午後1時、25年3月期の業績に関し、最終利益が従来予想の23億円から29億9500億円(前の期比36.3%増)に上振れして着地したようだと発表。これを好感した買いが入ったようだ。収益性の高い案件の受注が増加し、原価改善効果も出た。25年3月期の売上高は、計画を13億6000万円下回る362億4000万円(同23.9%増)で着地する格好となったという。部材の納期の長期化などを要因に工事進捗に遅れが発生した。
■リベルタ <4935> 1,332円 +100 円 (+8.1%) 本日終値
リベルタ<4935>が後場上げ幅を拡大。午後1時ごろ、冷感アイテムブランド「クーリスト」が、シリーズ累計販売個数200万個を突破したと発表しており、好材料視された。「クーリスト」シリーズは、ドライヤータイムを快適に過ごせる「スカルプクーラー」から始まり、塗るネッククーラー「アセダレーヌ」、お風呂上がりを快適に過ごせる「インバスボディクーラー」など現在では8アイテムを展開している。取扱店も増加しており、今年からは新たにコンビニエンスストアでも取り扱いを開始するとしている。
■マテリアルグループ <156A> 621円 +44 円 (+7.6%) 本日終値
マテリアルグループ<156A>が続急伸。17日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を40万株(発行済み株数の4.05%)、または2億6000万円としており、取得期間は4月18日から5月23日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行と株主還元の充実を図ることが目的という。
■フィル・カンパニー <3267> 770円 +54 円 (+7.5%) 本日終値
フィル・カンパニー<3267>が続伸。同社は17日取引終了後、三十三フィナンシャルグループ<7322>傘下の三十三銀行とビジネスマッチング契約を締結したと発表しており、これが材料視されたようだ。この提携を通じて同社は、三十三銀行の顧客である土地オーナーに対し、自社グループが提供する空中店舗「フィル・パーク」やガレージ付き賃貸住宅「プレミアムガレージハウス」などの空間ソリューションの企画提案を行い、土地の有効活用を促進することで地域活性化につなげるとしている。
■エコモット <3987> 430円 +28 円 (+7.0%) 本日終値
エコモット<3987>が切り返し急。今週15日にマドを開けてストップ高に買われた後利食われ前日まで2日続落となっていたが、改めて買い直される展開に。IoTソリューションの企画やこれに付随する端末製造、通信インフラ、アプリケーション開発などを行うが、17日取引終了後、同社の看板技術の一つである配筋検査ARシステム「BAIAS」が国土交通省からNETIS(新技術情報提供システム)の活用促進技術に選定されたことを発表、これが株価を刺激する材料となった。会社側ではこれに伴い今後、公共工事での活用促進と活用者へのインセンティブ付与によって更なる普及が期待されるとしている。
●ストップ高銘柄
フライヤー <323A> 905円 +150 円 (+19.9%) ストップ高 本日終値
ZenmuTech <338A> 9,970円 +1,500 円 (+17.7%) ストップ高 本日終値
リグア <7090> 1,000円 +150 円 (+17.7%) ストップ高 本日終値
ファンデリー <3137> 699円 +100 円 (+16.7%) ストップ高 本日終値
売れるG <9235> 703円 +100 円 (+16.6%) ストップ高 本日終値
など、7銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
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