プロネクサス、前期最終を一転72%減益に下方修正


 プロネクサス <7893> [東証P] が4月21日大引け後(15:30)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期の連結最終利益を従来予想の26.5億円→4.9億円(前の期は17.7億円)に81.5%下方修正し、一転して72.5%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の4.8億円の赤字→26.4億円の赤字(前年同期は2.1億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社は、2023 年3月 31 日に株式会社シネ・ホールディングス(※)の全株式を取得し、同社傘下の株式会社シネ・フォーカスとともにイベント関連事業の拡大を推進してまいりました。当該株式取得時に発生したのれんについて、国際会計基準(IFRS)に基づき減損テストを実施した結果、2025 年3月期の通期連結決算において約 25 億円の減損損失を計上する見込みとなりました。 これは長期金利上昇を受けた割引率の上昇に加え、イベント関連事業のアフターコロナにおける回復が想定よりも遅れていることなどを受けて今後の事業計画を慎重に見直したことによるものです。 なお、当社の各製品区分における事業活動は概ね堅調であり、減損損失の計上以外での業績予想の修正要因はございません。連結売上収益については前回発表から変更せず 31,000 百万円を予想しております。  ※株式会社シネ・ホールディングスおよび株式会社シネ・フォーカスは、グループ管理の合理化のため 2024 年   10 月 1 日に株式会社シネ・フォーカスを存続会社とする吸収合併を行いました。


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