アコム、前期経常を一転32%減益に下方修正


 アコム <8572> [東証S] が4月21日大引け後(17:00)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の875億円→589億円(前の期は867億円)に32.7%下方修正し、一転して32.1%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の392億円→106億円(前年同期は423億円)に72.8%減額し、減益率が7.3%減→74.8%減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)連結業績予想の修正について前回の業績予想に対して、営業収益は、営業貸付金利息が計画を上回ったことに加えて、円安の為替影響を受けたことなどから、3,177億円(前回予想比42億円増)となる見込みです。営業費用は、貸倒関連費用、その他の営業費用が計画を下回ったものの、計画外で利息返還損失引当金に400億円を繰入れしたことから、営業費用全体では2,592億円(同328億円増)となる見込みです。利息返還請求につきましては、足もとの利息返還請求の動向などを勘案し将来の請求発生予想額を再算定した結果、必要な利息返還損失引当金は479億円となり不足額は400億円 となりました。これらの結果、営業利益は585億円(同286億円減)、経常利益は589億円(同286億円減)、親会社株主に帰属する当期純利益は321億円(同235億円減)となる見込みです。(2)個別業績予想の修正について前回の業績予想に対して、営業収益は、営業貸付金利息が計画を上回ったことなどから、2,332億円(前回予想比7億円増)となる見込みです。営業費用は、貸倒関連費用、その他の営業費用が計画を下回ったものの、計画外で利息返還損失引当金に繰入れしたことから、営業費用全体では1,976億円(同322億円増)となる見込みです。利息返還請求につきましては、足もとの利息返還請求の動向などを勘案し将来の請求発生予想額を再算定した結果、必要な利息返還損失引当金は479億円となり不足額は400億円となりました。これらの結果、営業利益は356億円(同315億円減)、経常利益は400億円(同321億円減)、当期純利益は259億円(同240億円減)となる見込みです。その他期末の配当予想につきましては、2024年5月13日公表(1株あたり 7円、年間 14円)から変更はありません。※業績予想等は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、最終の業績等は今後さまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があります。以上


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