高砂鉄、前期経常を5％下方修正

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　高砂鐵工 <5458> [東証Ｓ] が4月23日後場(13:00)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の5.5億円→5.2億円(前の期は3.9億円)に5.3％下方修正し、増益率が39.2％増→31.9％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.8億円→2.5億円(前年同期は2.3億円)に10.3％減額し、増益率が18.0％増→5.9％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2024年５月13日に公表しました連結業績見通しにおける想定に対し、ステンレス事業の市況価格の低下、みがき帯鋼事業では自動車関連産業における認証不正問題や中国市場での日系メーカーの販売不振などの影響による数量減もあり、売上高は12,100百万円（前回予想比14.1％減）となる見通しです。このような環境下で利益面では、販売価格の改善や徹底したコスト低減に継続して取り組み、営業利益は512百万円（前回予想比6.9％減）、経常利益は521百万円（前回予想比5.3％減）、親会社株主に帰属する当期純利益は333百万円（前回予想比7.5％減）となる見通しです。なお、今般、業績予想を下方修正することとなりましたが、配当につきましては、2024年５月13日の公表通り、１株当たり40円を予定しており、配当予想の変更はありません。（業績予想に関する留意事項）本資料における予想は発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後の事業環境の変化等により実際の業績が異なる可能性があります。