東京エネシス、前期経常を2.2倍上方修正


 東京エネシス <1945> [東証P] が4月23日大引け後(16:00)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の15億円→33億円(前の期は52.1億円)に2.2倍上方修正し、減益率が71.2%減→36.7%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の12.5億円→30.5億円(前年同期は34.8億円)に2.4倍増額し、減益率が63.9%減→12.3%減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高につきましては、ほぼ前回予想どおりとなる見込みですが、各利益面につきましては、経費縮減、退職給付会計における数理計算上の差異の計上、並びにデリバティブ評価益の計上により、それぞれ前回予想を大幅に上回る見込みです。経費縮減につきましては、自社設備修繕範囲の見直しなどあらゆる経費支出合理化の深堀りによるものです。また、退職給付会計における数理計算上の差異の計上につきましては、当社は発生年度に一括処理を行っているところ、市場金利上昇の影響により、退職給付債務の計算に用いる割引率の水準が大幅に上昇したことから、数理計算上の差異14億円を売上原価、販売費及び一般管理費の減額として計上する見込みです。さらに、営業外収益として、為替変動に伴うデリバティブ評価益を計上する見込みです。(注)上記の予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。


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