日産自、前期最終を赤字拡大に下方修正、未定だった配当は無配転落(訂正)


 日産自動車 <7201> [東証P] が4月24日大引け後(18:37)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結最終損益を従来予想の800億円の赤字→7250億円の赤字(前の期は4266億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の992億円の赤字→7442億円の赤字(前年同期は1304億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

 業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前の期は20円)とし、4期ぶりに無配転落する方針とした。

 ※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社の2025年3月期の営業利益は、前回見通しから29.2%減の850億円となる見込みです。これは主に、競争環境の変化や販売パフォーマンスの悪化によるものです。売上高につきましても、最新の見通しを反映し、修正を行っています。 なお、親会社株主に帰属する当期純損失につきましては、現在進行中の「ターンアラウンド」の取り組みに関する費用を算定中であり、現段階で最終的な見込みを予想することが困難であることから、当社の現状を適切に表現するため、特定値ではなくレンジ形式で開示しています。 自動車事業フリーキャッシュフローにつきましては、第4四半期は大幅に改善したものの、約2,500億円のマイナスになる見込みです。また、自動車事業のネットキャッシュは、約1.5兆円を見込んでおり、健全な状態を維持しています。


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